Layering

f:id:neutralkyoto:20151201225448j:plain


厚手のコートやダウンは邪魔でしかない。


ミニマルなワードローブとは、決してワンパターンであることと同義ではない。


「いつも同じ服を同じように着ている」のではなく

「いつも同じ服のはずなのにまるで違う服に見える」のが理想である。


ここのところはカナダグースのダウンを毎日のように着る人もいるかもしれない。

しかしどんなに良いアウターでも、毎日着れば2年でくたびれる。

つまり洋服の寿命を無駄にしているのである。


f:id:neutralkyoto:20151201230027j:plain

秋に着ていたアウター同士を重ねることで、冬は乗り切れる。

GジャンやMA-1は「Outer Layering」に最適な洋服の代表だ。



インナーダウンもその類に入る。

これらのアイテムは昨今マス化してきたが、その着こなしにおいてコンテンポラリーな着こなしを実現できている人は少ない。



サイジングが重要だ。

ただジャストサイズの洋服を着ることをファッションとは呼ばない。

レイヤードの幅を考え、ときには大きめに選ぶ。



トレンドのMA-1やオーバーコートはワンサイズ大きめに選んで損はない。

逆にGジャンやインナーダウンはジャストサイズを。


1点1点、サイズ選びに妥協しないこと。


相談に乗ってくれ、イメージ通りの着こなしを実現してくれる洋服屋を探すこと。

 

シーズンオフのダウンほど見ていて暑苦しい存在はない。

すべてがコンパクトに収まると、シーズンオフの収納が楽になり、管理の手間が省ける。


すべてを見通し、計画的なワードローブ作りを。