2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧
雨は降っているが、レインコートを羽織るほど風は冷たくない時。 梅雨時の突然の雨、秋の冷え込み時。 カーディガンよりもアクティブに行動したい時。 ファッションというより、街を生き抜くギアとしてシェルは必要不可欠だ。 それがポケットに入るほどコン…
鞄における選択肢は1つ。バックパックだ。 職種にもよるが、大抵の人はバックパックひとつで問題ない。 パーティーには手ぶらで行けばいい。 条件はひとつ、スーツと自身のライフスタイルにマッチすること。 荷物量、ライフスタイルに沿わないオーバースペッ…
自分でネクタイを購入するなら、黒のニットタイだけでいい。 ほんの少し前まで、これほどニットタイが定着していない国は珍しかった。 数年前のアイビー、プレッピー再ブーム以降、日本でも少しずつニットタイの文化が定着しつつある。 ネクタイは贈り物で貰…
時代や季節によって洋服を使い分ける必要はあるのか。コットンのカーディガンで凌げない寒さなら、ウールのカーディガンにすればいい。冬だからといってモコモコのセーターにしてみたり、ブリティッシュやフォークロアなど新しいテイストを無理に取り入れる…
ミニマルなスニーカーは難しい。まずは雨との戦いである。雨が染み込むキャンバス地はもちろんダメだ。アッパーがレザーなら防水スプレーが有効だが、ソールにポリウレタンを使用しているNIKEのAirMaxやnewbalanceは加水分解の危険が高まるためNG。次は合わ…
少々の雨で傘は差さない。 荷物が増えるのはminimalではないからだ。 とはいえ大切なスーツがびしょ濡れのままでは、重要なプレゼンやパーティーに臨めない。 雨風をしのぐコートが必要だ。 Mackintoshのdunkeldは間違いない。 スマートなのにジャケットの上…
ブルージーンズは最高だが、寝るには少し固い。 旅先にも毎日の就寝にも柔らかいパンツが必要だ。 スウェットは伸びやすいから、Aura Leeのヘヴィーなカットパンツやgramicciのクライミングパンツなんかもいい。 Tシャツ一枚にもジャケットにも合うスタイリ…
大きく分けると3つある。 1.気兼ねなく着れること ・シワ、汚れが付いても平気(ケアが楽) ・雨も平気(特にアウター、靴、鞄) ・頻繁に着ても消耗しにくいor消耗しても気軽に買える ・着心地がラク 少しでも着ていて気が滅入るようなら見直したほうがいい。 2…
夜は冷える。 夏の夜のTシャツの上から、秋の夜のジャケットの中、冬の夜のパジャマの上。 カーディガンは忙しい。 好きな色を選ぶべきだ。 ジャケットの中に真っ赤なカーディガンなんて遊び心はきっと許される。 それが心配なら黒やグレーを選べば間違いな…
ブルージーンズ。 これほど男のロマンとリアルを投影されたアイテムは歴史上、他にない。 いつ、いかなる時もブルージーンズに勝る男らしさはなかった。 1950年「理由なき反抗」にてジェームズディーンがLeeの101zを履いて以降、つねに時代を象徴するアイテ…
男はいつだってTシャツを肌から離せない。仕事で着るYシャツの中、休日を過ごすジーンズの上、そして寝る時。 20世紀、Tシャツというアイテムが生まれて以降、男のファッションは大きく変わった。何を着るにしても、とにかくTシャツを着なければ始まらない。…
革靴は黒の表革で間違いない。 黒の革靴はスニーカー以上に人を自由にする。 黒の革靴さえ履いていれば、踏み入れられない文化圏はないからだ。 茶色の革靴はレトロな雰囲気や経年変化を楽しむ趣味の世界であり、minimalとはいえない。 デザインはプレーント…
エネルギーを持て余した現代の人々は、衣服がもつ本来の役割を忘れ、洋服で遊び始めた。 それがファッションである。 生きるために遊びは必要だ。 しかし、その遊びが服である必要はない。 ゆえにファッションは生きるために必要最小限の存在ではない。 そこ…
ジャケット同様、スラックスもまた、男として生まれたからには足を通さねばならない。ジャケットがネイビーなら、スラックスはグレー。 アメリカの歴代大統領もネイビーブレザーにグレーのフランネルスラックスで演説していることからわかるように、フォーマ…
ホワイトのシャツを着れば、人はいつでもどこでも自由だ。それは世界の半分で認知されている。少々お堅いようならジャケットを忘れたフリをすればいい。 生地にもよるが、オックスフォードは学校での自由を、ブロードやポプリンは大人の社交場での自由を保証…
男として生まれたからには、必ずジャケットを着なければならない。 黒やグレーではなく、ストライプやチェックでもなく、濃いネイビーの無地である。現代に生き、出世する男なら、紺の無地でなければ通用しない場面が必ずある。 グレーの魅力を引き出せるの…
現代の洋服を着る文化圏において最もミニマルなワードローブを持つ者は、おそらくスティーブ・ジョブズであった。 2011年に死去するまでの十数年間、彼はイッセイミヤケに100枚オーダーした黒のタートルネックしか着なかった。 ボトムはLevi's501、シューズ…
Minimal...最低限、最小限であること。 Wardrobe...衣装部屋 つまり、毎日を過ごすために必要な最低限のアイテムだけで衣装部屋を作るということ。 本当に必要な洋服とはなんだろう。 僕のワードローブには必要ない洋服ばかりで、本当に必要なアイテムを持ち…