Navy Tailored Jacket

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男として生まれたからには、必ずジャケットを着なければならない。

黒やグレーではなく、ストライプやチェックでもなく、濃いネイビーの無地である。現代に生き、出世する男なら、紺の無地でなければ通用しない場面が必ずある。
グレーの魅力を引き出せるのは、真の大人になってからだ。

生地は総裏地のウールが良い。年中使えるうえ、シワになりにくいからだ。ウールのほどよい品格が必要な場面は多い。あるいは、ニューヨーカーのようにタフな職種に属すなら、摩擦や湿気に強いポリエステルも良い。よほどの上流階級者でもなければ、摩擦や湿気、虫食いに弱いカシミアやモヘア、アンゴラは避けるべきだ。

ボタンは2B、襟はほどよい太さのノッチドラペル。
Tシャツやジーンズにも合うからだ。
着丈はヒップに半分から7分かかる程度。
袖丈はシャツのカフスが1cm見えるのがマナー。

自分の体型に合うブランドがないならビスポークすればいい。
最近は安価な仕立て屋も増え、セミオーダー形式なら気軽に行える。